| 都府楼(福岡県太宰府市)の四季と生き物とを撮った作品。 いつものインクジェット出力により極めて彩度の高い画像とそれを自由に、文字も含めて構成されている。四季のうつろいとそこに住む生き物達を猫の目を通して描写した文章もおもしろい。(記 奥勝浩) |
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| 2册目は、ある寺の印象をグラフィカルにまとめた作品。 技術的には1册目と同じだがこちらは黒の余白を生かしたレイアウトが見事。光と影を生かした写真が並び、寺の全景は写ってはいないがこうして断片を積み上げることによってこの寺の雰囲気、たたずまいといったものが伝わってくる。記憶の断片を重ねていくように見せていき、見終わった後に頭の中に全体像を感じさせるという手法は1点ものの写真ではできない組写真や写真集ならではのもので、今後の作品のみならず個展などにも期待が大きい。 (記 奥勝浩) |
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