大山 祥子
Sachiko Oyama

 自分の両親にカメラを向け、普段のありのままの生活を撮った作品。表紙の、暖かな日ざしのもとで寄り添う二人の写真が印象的だが、ページをめくると、家の中での二人それぞれが写っている。デザイン的にみても左右のページで父と母を対比させたり、1つの画面のなかに2枚のプリントを貼り込んだりという工夫もみられる。(記 奥勝浩)


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