野崎 祐子
Yuko Nozaki

 展示当日のアンケートでは惜しくも上位には入らなかったが、写真関係者の間では評価が高かった作品。
 お正月の一日を過ごす自分の家族を撮った作品。おせち料理に始まり、その中では家族の姿は写っているものの、手だけや影だけだったりと個人は見せずに人の存在感だけを表すことに成功している。家の中から外の神社へと時間に沿ってまとめられ、日本のお正月の雰囲気をうまく表現している。 (記 奥勝浩)


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